ドラマ

「オレは死んじまったゼ!」の柳楽優弥と川栄李奈のさじ加減

第一話

ホストでロクでもない人生を送って交通事故死した桜田、柳楽優弥が突然、ゴミ捨て場の寄って寝ていたところを車に轢かれて死んでしまうところから始まる。

蕎麦屋の四宮さんの家で幽霊同士の共同生活が始まる。Rin-ne(リンネ)というカードで改札から来世行きの列車であの世に行けるが、人生に悔いがあると成仏できない。

という設定紹介で、特に何もなく1話目が終わる。まだ面白いか分からないが、柳楽優弥と川栄李奈の2人が見られると思うと続きが気になる。が、一話目のつかみが弱いから脱落する人も多いんじゃないかな。

第二話

7歳の子供がいる母親、看護師で過労死のササキサキ、川栄李奈。

愛が何か分からない、愛を知ることができれば成仏できる。

不倫相手とホテルにいるダンナに、愛せない女だったと言われる。ダンナを脅して

「愛そのものがなんだかさっぱり分からない」結婚した相手も娘も愛せなかったという。でも娘に会って死ぬ前にお弁当を買うように渡した500円玉をまだ娘が持っていたことを知って「愛とはきっと使わなかった500円玉だ」と悟ったが成仏できなかった。

愛とは何か知りたい、という答えのない後悔だから成仏難しいよなぁと。そしてこの先の展開も見越してまだ成仏させなかったんだろうか。

第三話

芸人、かが屋の賀屋、スタンドアップコメディアンの桃山鉄朗、モモちゃん。昔から本当のことを言えない。三年前に亡くなった。ゲイで好きな人、幼馴染の友人、トモ西村に告白できなかった。「ゲイは告白する時3回告白しないといけない。自分がゲイだったこと、好きだってこと、それを隠していたこと」

幼い頃から本当のことを隠して透明な自分だった。

テツロウ「どんなに隠しても奥に本当の自分がいた」

トモ「本当のこととか言わなくて良いんだよ、本当のことなんてどうでも良くない?」

幽霊になってトモに告白して悔いが無くなり、成仏して来世に行ったモモちゃん。

幼馴染のトモとの友情?愛情?が良い感じだった。

第四話

25年前、16歳、キレの良いパラパラを無表情でクールに踊るギャルの小森凛。家庭崩壊していて無表情でいるリン。

パラパラ部を作りずっとみんなでパラパラを踊りたかったリン。万引きしてみんなの名前をチクっていじめられるようになって自殺未遂したがイジメがエスカレート、でも無表情を貫いた。しかし結局自殺してしまった。後悔して全てを恨むことにしたという。その学校で幽霊になって地縛霊のように20年以上いる。そしてつづく、、、。

第五話

ホストクラブQの源氏名、我雨泥(ガウディ)、桜田和彦。サグラダファミリア(聖なる家族)、家族がいない、親戚にたらい回しにされて16の時に都会に出てきた。家族もいない、友達もいない、思い出もない、だから何もない。今しかない。昨日何が起きたかも考えない、今日、この瞬間のことしか考えない。ホストのころの上客、マチコが、ストーキングしていて、交通事故の現場を見た。

実はリンと桜田は同級生だった!いきなり怒涛の展開。たまたまクラスで話した2人。明日死のうと思ってるといたリンに、オレも一緒に死ぬよ、誰も悲しまないし、と桜田。でもその後も死ななかった桜田。すぐに転向したから死んだのを知らなかったという。まじムカつくというリン。

実家ぎ寺で幽霊が見えるストーカーのマチコ。桜田の事故当時、リンが酔い潰れてる桜田を車道に引っ張って殺したのをマチコが見ていた。それを聞いた桜田は、仕方ない、クソみたいだ、なんの価値もない、死んでも別に良い、死なずに生き続けたから、ゴメンと。忘れてくことがオレにとっては生きてくってことだ。だから生きてる時くらいは忘れることくらいいいじゃん。ドント・フォーゲット・アワー・メモリーのパラパラを体育館のステージで2人で踊る。90年代の女子高生と、現代のパラパラ踊れるホスト、そんな親和性があったとは。そして悔いが晴れたリンは成仏する。

第六話

YouTubeを始めようとする千利休。スパイスカレーを作る動画、トラウマの話。

桜田の親の話。子どものとき2人同時に死んだという親に会うために幽霊2人(桜田とサキ)と人間1人(マチコ)で旅に出る。

ずっと幽霊と付き合ってきたマチコが人間に恋しようとホストに通って推しになったのが我雨泥(ガウディ、桜田)。

バスは乗らない主義の桜田。親は教師で、休みの日も相手してくれない。誕生日の日に初めて駄々をこねて遊園地に行くことになったが、そのせいで事故死してしまった。だからもし親が地縛霊になったとしたら遊園地にいるはずだと。都合よく2人がいて、幼い頃と変わらずあまり会話がなかったが、会えて良かった。両親は来世行きの電車に乗った。そして桜田もスッキリしたがまだ改札を通れない。

第七話(最終回)

桜田の49日、成仏できるチャンスデー。ホストクラブQに行ったら、我雨泥の49日パーティー中。マチコがボトルを入れて、シャンパンタワーコール「我雨泥のちょっと良いとこどこにもない、どこにもない、どこにもない。散々探すもどこにもない、そこが良い、そこが良い、そういうところが非常に良い〜」

49日のお経の代わりに、我雨泥の好きだったパラパラ踊ることに。

甲子園を目指す幽霊の野球チームを見ながら、桜田はサキに告白する。「オレの見てるササキサキのことしか分からないけど、ササキサキという人間のジェンダー、セクシャリティーとかなんとか、そうヤツがどうであれ、とても好きだという結論に達しています。そこに性的な気持ちはない、ただ好き。何も求めてない。共に暮らすのが落ち着く、共に助け合い生活ができたことに感謝しています」。ちゃんと思ってることを伝えられて成仏できそうな桜田。サキも成仏できそうな気がするが、娘が成人するまで見守ることに決めたササキサキ。

「ねぇ、生きるってさ。火のつけられないシケモクだよね」

桜田が成仏する。その夜、四宮さんが亡くなったが幽霊になって、サキと千利休(きゅうちゃん)と四宮さんで暮らし始めるが、地権者がいなくなったので取り壊されそうになるがホストが良いをやめたマチコが買い取って、元通り。ゴキブリに生まれ変わった桜田が、蕎麦屋に出てきて、サキちゃんに叩き殺される。結局、千利休の後悔はなんだったのか?ここに千利休を出してきた意味が分からないが、ノリなのかな。

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